為替の動きをつかもう

東京・ロンドン・ニューヨークなど、世界中24時間休むことなく取引されている外国為替市場では、1日で15000億ドルにも及ぶ取引量を誇っています。これは全世界の株式市場の取引量数倍に相当すると考えられ、個人や一企業が相場を左右したり、インサイダー取引を行うことは困難です。世界中に開かれた市場であり、プロでも初心者でも情報収集の上で差はほとんどないでしょう。たとえば、米国とイラクの間で戦争がはじまった際に、ある外国為替証拠金取引サービスを提供している業者が、顧客の一人が相場の動きをぴたりとあてて売買を行っていることに気づきました。何故そんな芸当ができるのか聞いてみると、TVのワイドショーで常に放送している戦争中継をみて、イラク軍の反撃があったり、戦争の長期化を予想させる報道が伝えられると米国の経済への影響が心配され、ドルが値を下げるため、早めにドルを売る。米軍の進行の情報が伝えられると、やがて米国の勝利が近いとドルが上がるからその前にドル買う、という投資行動を取っていたとのことであった。その業者では業務中にTVをつけていなかったので、何故値が動いているのか気づかなかったようです。TVやインターネットがあれば、誰でも国際政治や為替相場の情報をリアルタイムで入手することが可能です。外国為替市場は初心者でも臆することなく勝負できる、公平かつクリーンな市場なのだといえるでしょう。

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